【どっちが強い】パンダと熊の強さ比較！違いや人懐っこい理由はなぜ？交配の噂は本当？嘘？

動物園の人気者であるパンダと熊はどっちが強いのでしょうか？

本記事では、以下の内容をお届けいたします。

• 結論：パンダと熊はどっちが強い？
• パンダはほぼ竹のみを食べるが、熊は狩りもする雑食
• 熊は冬眠をするが、パンダは寒さに強く冬季も活動する
• パンダと熊の交配の噂は嘘
• パンダと熊の天敵は何？

パンダと熊はどちらも愛嬌のある動物で好きな人が多いと思いますが、パンダと熊が戦ったらどちらが勝つのか気になりませんか？

それでは、本記事をどうぞお楽しみください。

【結論】パンダと熊はどっちが強い？

答え：熊が強い

パンダと熊はアニメキャラクターとしても人気が高く、パンダと熊の勝敗はSNSでも疑問の声が見られます。

本サイトでは、どっちが強いのか調査した結果、

• 強いのは「熊」
• 熊は狩りの実戦経験が豊富で、戦闘力でパンダに勝る
• パンダも気性の激しさを秘めており、冬眠の時期なら勝機がある
• 世間の声では熊が優勢

と結論付けられました！

今回の対決では、自然界で生息域が重なる「ジャイアントパンダ」(パンダ)と「ツキノワグマ」(熊)で考察します。

それでは、詳しく見ていきましょう！

パンダと熊の違いは「体色」と「食」！生態の比較と人懐っこい理由

パンダと熊の大きな違いは、体毛の色と食べ物です。パンダと熊は同じクマ科の動物ですが、それぞれの生存戦略に合わせた生態をもちます。

「パンダ」は、ジャイアントパンダとレッサーパンダの総称、「熊」はクマ科の動物の総称です。

パンダと熊はどちらも動物園で飼育されることが多く、人間と暮らすことで人懐っこい性格になることがあります。

レッサーパンダが猫に似ていることから、ジャイアントパンダの漢字「大熊猫」に猫の字が使われているそうです。

それでは、パンダと熊の違いを見ていきましょう！

パンダは色違いの熊？のんびり屋さんのパンダと活発な熊

パンダは白黒の体毛、熊は茶色系の体毛をしています。同じクマ科ですが、パンダはのんびり、熊は活発的という生態の違いもあります。

パンダと熊は動物園で飼育されることが多く、人懐っこい姿がかわいい動物です。

Xでも、「パンダは色違いの熊」と表現している投稿が多くみられました。

パンダって色違いの熊か！って思って頭の中でパンダを白く塗ってみたんだけど、シロクマにはならなかった。フォルムが違うのかな

— 戒吹cosplay (@ibukinomarch) November 5, 2024

パンダは雪が積もる寒い山地に住むため、白と黒の模様が保護色になるそうです。

ちなみに、パンダの地肌の色は白です。

パンダと熊の特徴を並べてみました。

	パンダ(ジャイアントパンダ)	熊(ツキノワグマ)
生息地	中国西部の山地	東アジア、ロシア
体長	120～180 cm	120～145 cm
体重	100～160 kg	60～100 kg
行動	巣をつくらず、森を歩き回る。 季節を問わず、食べるか寝るかの生活。	夏～秋の朝夕に活発に活動する。 冬は巣穴で冬眠する。

ツキノワグマは熊の中では小柄な種類です。大型のヒグマは、体長：200～280 cm、体重：250～600 kgにもなります。

パンダといえば、一日中ごろごろしながら餌を食べているイメージですよね。

【きょうのパンダ】四川のパンダのお食事会、みんな最初はちゃんと座って食べてたのに…気づけば全員ごろ〜ん！🤣
パンダは“寝食い”のプロフェッショナルだね。#成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地 #KANKANパンダアルバム🐼 pic.twitter.com/PHGOp6LWLq

— KANKAN (@KANKAN_china) May 18, 2025

同じ食事シーンでも、パンダより熊の方が動きが俊敏です。

#シラカシ を吟味しながら食べる #アオバ #ツキノワグマ　#特別　#枝葉#八木山動物公園　#八木山　#動物園　#zoo　#仙台　#親子　#お出かけ pic.twitter.com/p3Ueaajpn5

— 八木山動物公園フジサキの杜【公式】 (@sendaisiyagiya) July 7, 2025

ツキノワグマは冬眠中に出産・子育てをするそうです。

冬眠明けてすぐのクマの親子

芽吹いたばかりのブナの新芽を食べに来たようです

子グマが枝を折ろうとしますが･･･まだ力が足りないよう

子グマは１年半ほどかけて、母グマから生きていくすべを学ぶんです

🟧⏰30日 日曜夜7時30分～🟧
『なぜ町へ！？ツキノワグマ大調査』#ダーウィンが来た pic.twitter.com/BYofOY8XVp

— ダーウィンが来た！ (@nhk_darwin) March 28, 2025

パンダも熊も基本的には人間に慣れませんが、子どものころから人に育てられると人懐っこくなることがあります。

動物園では、飼育員と戯れるかわいい姿が見られます。

ほたるちゃん、飼育員さんと楽しくお勉強タイム❗
右手～左手～🐻
ハイタッチ良くできました❗💮#お勉強という名のコミュニケーション#ツキノワグマ#ほたるちゃん#かりん親子#1歳4ヶ月#阿蘇 #カドリードミニオン pic.twitter.com/zdJteZUsR5

— 阿蘇カドリー・ドミニオン【公式】 (@cuddlykouhou) June 17, 2025

中国四川省の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地でパンダの赤ちゃんたちの体を拭くのはある意味カオス。モテモテの飼育員さんがうらやましい。 pic.twitter.com/kx77Nnwk6l

— 中国 新華社 日本語 (@XHJapanese) July 15, 2025

野生のパンダと熊は、特別な場合を除いて人と接触することを避け、ひっそりと暮らしています。

森の中で水辺で静かに水を飲む野生のパンダに出会いました。 pic.twitter.com/QgtjFugqek

— PandaHomeYaan (@ecoyaan) July 2, 2025

ヤマザクラの実を食べるツキワグマ。

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Northern Kanto, Japan / Jun. 2024#ツキノワグマ #ヤマザクラ #野生動物 #熊 #動画 pic.twitter.com/YJoUdiWZ2k

— Sinh (@sinh11) June 18, 2025

ツキノワグマとヒグマの熊同士の勝敗は「ヒグマとツキノワグマどっちが強い？」をご覧ください！

パンダといえば竹！生存戦略が「食」の違いを生み出す

パンダも熊も雑食ですが、パンダは竹を食べるという特徴があります。異なる生存戦略で進化してきたことが、パンダと熊の食べ物が違う理由といわれています。

パンダは竹という限られた食物を選ぶことで、他の動物との生存競争に勝ってきました。

パンダは熊の仲間なので、かつては肉食であったと考えられています。

実はパンダの祖先は肉を食べていました。ジャイアントパンダは200万年前から竹を食べる動物になったとされています。

引用：中国旅行会社

パンダは竹を食べるために、歯や指が独自の進化を遂げています。

パンダの顎と歯は、固い竹をすりつぶして食べられるようになっています。

ジャイアントパンダは、他のクマでは退化した前臼歯が発達し、竹をすり潰しやすいように、あごの関節が犬歯に邪魔されずに横方向に動く構造になっている。

引用：讀賣新聞

パンダの手は、第6の指(種子骨)と第7の指(副手根骨)があり、竹をつかみやすい手の構造です。

私スマホ依存症過ぎて四六時中スマホさわってるから、パンダが竹を掴むために第6第7の指と骨が発達したみたいに、スマホに特化した指に進化してて右手の小指にスマホだこがあって片手でもスマホをガッチリホールドできる。写メ撮る時すごく便利なんだ。 pic.twitter.com/vEkHDN8DOO

— まいける (@MMD_Michael) July 16, 2025

一方、熊は果実や肉など幅広く食べることで、食料に困らないように進化したといえます。

リクエストをいただいたツキノワグマの食事姿です。
コロくんはパン派、大きな手で器用にパンをつまんでいます。

昔はあんなに小さかったのに、、、とても大きくなりました。 pic.twitter.com/DCV8UuX2fj

— 東筑波ユートピア【公式】 (@hy_6656) June 5, 2023

自然界では、ツキノワグマはそれぞれの季節で手に入る食料を食べています。

• 春：山菜や草木の新芽
• 夏：キイチゴなどの果実やアリなどの昆虫
• 秋：ドングリや他の動物の肉

果実やアリよりも高タンパク、高カロリーである肉は、クマにとって魅力的な食べ物です。

引用：国立研究開発法人 森林研究・整備機構

熊は、鋭い爪や牙をもち、栄養豊富な肉を得るために狩りをします。

シカは熊の代表的な獲物で、狩りの様子が観察されています。

「ツキノワグマなら逃げ切れるかもしれない」という淡い希望を打ち砕くだけでなく、撮影場所が東北の辺境ではなく滋賀県という衝撃を与えるツキノワグマの狩りの映像 pic.twitter.com/502xb22lCS

— JB (@Jwahrheit) November 20, 2023

のんびり竹を食べるパンダと活発に狩りをする熊の勝敗はどうなるのでしょうか？

戦闘力の高い熊が強い！冬眠を狙えばパンダにも勝機あり

自然界では、熊が強いです。しかし、パンダも気の荒さから人食いの噂もあり、熊が冬眠する冬季には勝機があります。

パンダと熊の勝敗は知恵袋でも話題で、熊が優勢との声が多いです！

熊が強いとされる理由を詳細に見ていきましょう。

自然界の法則｜戦闘力が高い熊が強い

自然界では、戦闘力が高い熊の方が強いとされています！

パンダと熊の攻撃力に関わる項目(体重・走る速さ・噛む力)を比較しました。

	ジャイアントパンダ(パンダ)	ツキノワグマ(熊)
体重	100〜160 kg	80〜150 kg
走る速さ	30 km/h	50 km/h
噛む力	2,600～3,000N	5,000〜8,000N

ツキノワグマ(熊)は、素早く相手の懐に入り込み、強力な咬みつきでパンダに勝つと考えられます！

また、熊は強力な腕力をもつため、攻撃力が強いです。

実際に、熊が大きな丸太を軽々と振り回す様子が撮影されています。

本日(8/13)のツバサ君🐻②
木の棒遊び、別バージョン٩ʕ•ᴥ•ʔو
三節棍などで遊んでいるうちに、腕力が少し落ちてしまったような…
( °(ｴ)° )💦
本クマさんも、こんなはずじゃない！と思っていそうです(｡•ﻌ•｡)#ズーパラダイス八木山#ツキノワグマ #ツバサ pic.twitter.com/BTb1fsW05F

— 肝油 (@umi_umi95106) August 13, 2018

雑食の熊ですが、獲物を狩るときは獰猛な肉食獣の姿を見せます。

一方、パンダは一日のほとんどを食事に費やさなければならないため、戦闘のパワーは弱いです。

竹の栄養価は非常に少ないのでエネルギーを満たすために毎日23〜40kgを食べなければなりません。ジャイアントパンダは腸が短いため1日10時間以上を食べるもしくは餌探しに費やしています。

引用：中国旅行会社

パンダも気性が荒い！人食いの噂は本当？冬季なら熊に勝つ可能性も

パンダも時に人間を襲う気性の荒さをもつ動物です。ただし、人を攻撃することはまれで、人食いの噂は嘘のようです。

パンダも気性の荒さを発揮し、熊の動きが鈍る冬季を狙えば勝機があります。

パンダも機嫌を損ねると、クマらしい獰猛な一面を見せます。

マレーシアから中国に返還されたパンダのヌァンヌァン、園内で放し飼いにされているクジャクに煽られてブチ切れ、めった打ちにして尾羽をむしるというわからせをしてしまう。

パンダは熊
はっきりわかんだね pic.twitter.com/uG4CxDsYHC

— かみぱっぱ (@kamipapa2) July 10, 2025

パンダは草食なので人を食べることはありませんが、飼育員が攻撃される被害が発生しています。

余談ですが、日本でパンダを飼育している動物園は、上野動物園(東京都)とアドベンチャーワールド(和歌山県)です。

しかし、パンダが人を攻撃する事例は珍しく、年間で数件程度です。

パンダも本気を出せば強い！熊の冬眠中を狙えば、逆転できるかもしれません。

パンダは冬でも餌(竹)が十分あり、冬眠をしないため、活発に動くことができます。

ジャイアントパンダが主食にしているタケ・ササは、冬でも枯れず、一年を通して安定して食べることができる食糧なので、冬眠する必要がないのです。

引用：上野動物園

パンダは雪の中でもへっちゃら！楽しく遊ぶ姿が目撃されています。

熊(ツキノワグマ・ヒグマ)による被害の件数は日本だけでも年間50～200件もあります！

近年は、熊の生活圏の変化や餌不足により、人里に熊が現れやすくなっています。

人口減少・高齢化等により、クマ類の分布が人の生活圏周辺まで拡大する中、令和５年度は、秋の東北の堅果類（どんぐり）の凶作等により、クマ類による人身被害が過去最多（198件、219人）を記録。

引用：環境省

今年度(2025年)も日本各地で熊による騒動が発生しています。

世間の声｜熊が優勢だが状況によってはパンダも負けない

知恵袋の声を集計した結果、8回答中すべての回答が熊派でした。

しかし、熊の種類によってはパンダが優勢であるとする意見も2回答ありました。

Yahoo知恵袋上での解答は以下になります。

• 熊が勝つと思います
• 熊のほうが大きいです。
• 草食のパンダより、雑食の熊の方が強いでしょうね。
• ヒグマでも白熊でも、ジャイアントパンダの方が弱いですね。
• クマだと思います。
• パンダ自体クマに負けて仕方なく笹を食べてるのでクマの方かと
• クマ類の中でも最強クラスのヒグマ種やホッキョクグマだと、パンダは簡単に圧倒されてしまいます。しかし、マレーグマだと、ジャイアントパンダにも勝ち目はあります。
• ジャイアントパンダが勝てそうなのは、マレーグマぐらいかなと思います。ホッキョクグマやヒグマの成獣には、負けます。

引用：知恵袋

知恵袋の回答には、「熊の種類を決めないと勝敗は分からない」という意見も多く寄せられています。

パンダと熊の勝敗は、戦う熊の種類によっても変わりそうですね。

🐻‍❄️ くま 🐻 pic.twitter.com/g8JgvekZS5

— くさだ さやか | イラストレーター (@chocochacha23) March 12, 2025

パンダと熊の交配の噂は本当？嘘？

パンダと熊の間では子孫が残せないため、交配の噂は嘘です。パンダには稀に毛色が薄い「茶色のパンダ」がいるため、熊との雑種と間違われることがあります。

パンダの亜種である「シンレイパンダ」には、ときどき茶色のパンダが生まれます。

「七仔（チーザイ）」は、黒毛が茶色く、「チョコレートパンダ」と呼ばれています。

熊の仲間であるグリズリーとホッキョクグマは、例外的に交配する事例が報告されています。

2006年にカナダで、ハイイログマ（グリズリー）とホッキョクグマのハイブリッド（交雑種）が初めて確認された。

引用：ナショナルジオグラフィック

グリズリーとホッキョクグマの子どもは「ナヌラーク」と呼ばれ、灰色まじりの白熊です。

グリズリーとホッキョクグマが交配したらこの子が産まれたらしい。名前はカナダ政府の野生生物保護局がイヌイット語のハイイログマとホッキョクグマを合わせてナヌラーク pic.twitter.com/p1I2sGMJ1d

— 翔太@ショウタ (@apple5523) February 8, 2014

日本では、ツキノワグマとヒグマが住んでいますが、交配の事例はありません。

パンダと熊の天敵

パンダと熊の子どもにとって、ヒョウやイヌワシなどの大型肉食動物が天敵となります。

体長1 ｍを超えて恐れられるツキノワグマも、生まれて間もない小熊では小さく弱い存在です。

映画「カンフーパンダ」では、パンダの宿敵としてユキヒョウの「タイ・ラン」が登場します。

カンフーパンダ「タイラン」
#悪役なのに憎めないキャラクター pic.twitter.com/mPwTLwQIlW

— みーガン🐾 (@lovepanmi) September 8, 2023

大人のパンダと熊には天敵はほぼいません！人間による狩猟や環境破壊が一番の脅威です。

人間による密猟や生息域の開発により、パンダと熊は数を減らしています。

森林伐採や狩猟などによって、ジャイアントパンダは、減少が心配されています。食料にしたり毛皮を売ったりするための密猟は跡を断ちません。

引用：WWFジャパン

ツキノワグマは東南アジア諸国で密猟されていたが、乱獲により、それらの国々でツキノワグマの数が激減したという。

引用：CNN

ちなみに、日本で熊を狩猟するためには「狩猟免許」や「猟具の所持許可」が必要です。

狩猟免許合格しました!
あとは銃の所有許可や！ pic.twitter.com/nxPAvjcWSn

— BlueMonday CH@VRChat (@BluemondayCh) July 16, 2025

パンダも熊も動物園でしか見られない動物にならないように、保護していくことが大切です。

パンダと熊に関するよくある質問

まとめ

本記事では、パンダと熊はどっちが強い？という疑問に対して、パンダと熊は同じ仲間ですが、熊のほうが狩りの実戦経験や戦闘能力の高さでパンダより強いと結論付けました。

しかし、パンダも獰猛な一面をもち、熊の冬眠時を狙えば勝機があるかもしれません。

知恵袋の口コミでは、熊派が圧倒的に多いですが、熊の種類によってはパンダが勝つかもしれないと考える人もいるようです。

パンダと熊の交配の噂は嘘で、熊に似た色の「茶色のパンダ」が誤解されたと考えられます。

パンダや熊の天敵は、ヒョウなどの大型肉食動物で人間による狩猟や環境破壊も脅威です。

ふわふわの毛皮と愛くるしい仕草で愛されるパンダと熊。

クマ科同士の戦いには興味が尽きませんね！