古くから人間と生活を共にしてきた猫と犬。
ペットとして人気を二分する猫と犬はどっちが強いのでしょうか?
本記事では、以下の内容をお届けいたします。
- 結論:猫と犬はどっちが強い?
- 猫はマイペースで、犬は飼い主に従順
- 攻撃手段:猫は柔軟な体を駆使した多彩な攻撃、犬は体格を活かしたパワー系攻撃
- 運動能力:猫は「忍者」、犬は「侍」
- 知恵袋の口コミ評判
- 猫や犬の天敵は何?
- 猫と犬の飼いやすさ比較
猫と犬は最も身近な動物といっても過言ではありませんが、猫と犬が戦ったらどちらが強いのか気になりますよね!

猫と犬の生態や性格はどんな違いがあるのかな?

猫と犬を両方飼っている人もいるけど、喧嘩しないのかな?
それでは、本記事をどうぞお楽しみください。
【結論】猫と犬はどっちが強い?

答え:猫が強い
SNSでは、猫と犬はどっちが強いのかと疑問の声が見られています。

猫も犬もペットとして人気な動物だけど、どう違うのだろう?

猫と犬を飼うなら、どっちが飼いやすいんだろうね。。。
本サイトでは、どっちが強いのか調査した結果、
- 強いのは猫
- 猫は、抜群の反射神経で先手必勝!多彩な攻撃で犬に勝つ
- 犬も渾身の咬みつき攻撃が当たれば勝機あり
- 世間の声|ペット同士の喧嘩なら猫が強い
- 人気なのは猫で、飼いやすさの勝敗は環境に左右される
と結論付けられました!

強いのは猫ですね!
それでは、詳しく見ていきましょう!
猫と犬の生態と運動能力の違いが勝敗の鍵!

猫はネコ科、犬はイヌ科のほ乳類!自由気ままな「忍者」が猫、従順な「侍」が犬です!。

猫と犬はたくさんの種類がいて、ペットとしてかわいがられています。

猫と犬はそれぞれどんな特徴をもっているのかな?
猫と犬は大昔から人間とともに暮らしてきた動物で、交配などにより様々な品種が作られてきました。
- 猫:44~70種類 ※アメリカ猫愛好家協会、国際猫協会の公認種数
- 犬:200~350種類 ※国際畜犬連盟、ジャパンケネルクラブの公認種数
また、雑種も多く、ペットとしても人気です。
身近な存在である猫と犬ですが、いったいどんな特徴をもっているのでしょう?
生態比較|猫はマイペース、犬は飼い主に忠実な動物

一般にペットとして飼われている猫と犬について、生態をまとめました。
猫 | 犬 | |
体長 | 40~50 cm | 25~65 cm |
体重 | 3~5 kg | 40 kg | 3~
食性 | 肉食 | 雑食 |
基本的な性格 | 自由・マイペース | 忠実・社交的 |
寿命 | 15〜20年 | 8〜18年 |

猫は犬より寿命が長いね。

犬は種類によって大きさに幅があるね!

なぜ、こんなにも性格が違うのかな?
猫と犬の性格の違いは、祖先の生活の違いが原因ともいわれています。
- 猫の祖先:中東の砂漠地帯に住む、リビアヤマネコ。単独生活をする。
- 犬の祖先:東アジアの山林に住む、ハイイロオオカミ。群れで生活をする。

猫は単独生活だからマイペース、犬は群れの生活だから社会性が強いのか!

猫は砂漠出身だから、水をあまり飲まないんだって。
実際に、猫の祖先「リビアヤマネコ」と犬の祖先「ハイイロオオカミ」を見てみましょう!
リビアヤマネコは一般的なイエネコよりスマートな体型ですね。
ハイイロオオカミは群れで狩りをするのが特徴です。

ペットの猫や犬にそっくりだね。

犬はもともと大型だったのか!小型犬は人間が品種改良したんだね。
祖先の生活の違いは、運動能力にも違いをもたらしたようです。
運動能力|猫は「忍者」、犬は「侍」

猫は柔らかい体で瞬発力の高い「忍者」、犬は力強い体でスタミナがある「侍」にたとえられます。
それでは、猫と犬の運動能力についてみていきましょう。
猫 | 犬 | |
最高スピード | 約40 km/h | 約70 km/h |
ジャンプの高さ | 体長の5倍以上 | 体長の2倍程度 |
バランス感覚 | 足場の悪いところも歩ける | 地上での移動は得意 |
瞬発力 | とても優れている | 優れている |
持久力 | 弱い | 強い |
木登り | 得意 | 苦手 |
水泳 | 苦手 | 得意な種類もいる |

猫は、ジャンプ力・反応速度・木登りの分野で優れているね。

犬は、走るのが速くて持久力もあるのか!
猫の肩甲骨は背中側についており、鎖骨もあることから、腕の可動域が犬より広くなっています。
猫は、高い瞬発力と柔軟な腕を使って「猫パンチ」を繰り出します。
犬は心臓と肺が大きいため持久力があり、長距離でも走りぬくことができます。
過去に、4500 kmもの距離を走りぬいたという実例があります。
ドライブ旅行中に家族とはぐれたコリーの雑種の「ボビー」が、6カ月かけていくつもの山脈を越え、約4500キロメートルを移動して家に戻った記録がある。
引用:ナショナル ジオグラフィック

猫はまるで「忍者」みたいなアクロバットな動きが特徴なんだね。

一方、犬は並外れたスタミナと力強さで戦う「侍」といえるね。
では、猫と犬の生態や運動能力の違いは、猫と犬の勝敗にどのように関わってくるのでしょうか?
機敏で好戦的な猫が強い!本気の戦いなら犬が強い可能性も

通常の喧嘩の場合は、先手必勝の猫が勝ちます。しかし、犬の方が大きさと噛む力が強いので、本気の戦いであれば犬が強いともいえます。また、世間の声では「猫が強い」という意見が優勢でした。
なぜ、猫は犬より喧嘩に強いといわれるのでしょうか。
それでは、詳細に見ていきましょう。
大きさ対決|ペットなら犬、世界最大種なら猫が大きい

大きさ対決では、ペットでの比較では犬が大きく、世界最大種の比較では猫が大きいという結果になりました。
ペットとして飼われている猫と犬(最大種)の大きさを比較しました。
- 猫:メインクーン 体長:50~80 cm 体重:6〜9 kg
- 犬:グレート・デン 体長:90〜110 cm 体重:50〜90 kg

大型犬なら体格で猫に圧勝だね!
猫と大型犬を並べてみると、大きさの違いがよく分かります。

ただし、犬は大きさの差が大きいから、小型犬だと負けるかも…

犬より大きい猫はいないのかな?
自然界にいる猫(ネコ科)と犬(イヌ科)の最大種同士を比較してみましょう。
- 猫:アムールトラ(トラ) 体長:3 m 体重:300 ㎏
- 犬:グレイウルフ(オオカミ) 体長:1.5 m 体重:60 ㎏
ネコ科とイヌ科で比較すると、ネコ科の方が体格が大きい種が多いです!
ネコ科の大型種といえば、トラ以外にもライオンやジャガーなどがいますね。

自然界にいる猫と犬では、猫の方が犬より大きくて強い!
運動能力対決|攻撃手段が多く、回避力が高い方が強い

運動能力対決では、多彩な攻撃手段と回避能力を持つ猫が犬より強いと考えられます。
猫と犬の攻撃と回避方法を書きだしてみました。
猫 | 犬 | |
攻撃手段 | ひっかき、咬みつき、蹴り | 咬みつき、突進 |
回避方法 | ジャンプしてかわす 木などの高所に逃げる 穴などの狭い隙間に入る | ジャンプしてかわす 追いつけないところまで走る |
猫は、ひっかき攻撃で先制攻撃をし、巧みに犬の攻撃を避けながら追加攻撃をして勝つと考えられます。

また、性格も強さの指標といえます。
- 猫の性格:好戦的、強い相手にも立ち向かう
- 犬の性格:比較的穏やか、不利だと感じれば撤退する

好戦的な方が喧嘩においては強いといえます。

つまり、気が強い猫の方が犬より強い!
実際に、ペット同士の喧嘩では猫が勝つ場面がよく見られます。
猫の素早い猫パンチと激しい威嚇の前に、犬はなすすべがありませんね。

つまり、ペットの世界では体格差があっても、猫が犬より強いといえます!
- 猫の咬む力:20〜75 PSI
- 犬の咬む力:50~700 PSI ※PSI:ポンド毎平方インチ)

犬は一撃で大きなダメージを与えられるね。

攻撃はあたらなければ意味がない!総合的には、狩りに特化し、攻撃量と回避力が高い猫の勝ちだね。
世間の声|多数決はどっち


知恵袋でも猫が強い派が優勢だったとは。。。

猫と犬の強さは永遠のテーマ!
Yahoo知恵袋上で最も多くの回答数があった次の質問を集計しました。

回答は以下になります。
引用:知恵袋
- 本気出したら犬でしょ
- 小型犬相手なら猫の方が強いとは思います
- 一般的には猫かもですね。
- 猫の方が身体能力が高くて猫強い
- 一般的には、猫のほうが強いです。
- 猫が、勝つと思います。猫は木に登れるし、木でなくとも街なかの塀や壁を登れたり、 細い路地を走れるので
- 中型犬以上なら犬。 柴犬以下なら猫かな。
- 犬種により犬かな
- ネコは執念深いので犬が負けます。
- ネコパンチ一発でKOです。
- 同じ大きさ、体重なら猫ですね
- 猫ですね。 猫は強しですよ。
- 犬は、「獲物を追いかけ回すだけの動物」に対して猫は、「獲物を捕獲する動物」だから「猫」の方が強いです。
- 猫の方が凶暴な気がする 犬は多分優しさで負ける
- 飼い犬、飼い猫の場合は猫。野良の場合は、犬かなぁ。
その他の質問の回答では、次のような意見もありました。
引用:知恵袋
- 犬の優勢なのではないかと思います。
- 犬が勝つと思います。気の強さでは猫だと思いますが・・・
- 我が家の中型犬は、お散歩途中に猫に突然襲われ尻尾を巻いて逃げました。
- 愛犬と散歩で通過した際、野良猫に襲われました。猫は強いというか怖いなー
- 普段の争いなら圧倒的に猫です。
- 基本的に猫の圧勝です。
- 小さい犬でも噛まれると結構痛いので犬だと思う
- 小型犬となら猫かな
- 小競り合いなら猫負けないと思う。
- 犬ですね。
- 猫ちゃんが勝つと思います
- うちは、猫が強いです!
- うちの場合は猫のほうが強いと思います。
- 猫じゃないですかね。 だって、猫は手も使えるし、空間を立体的に使えますから。
- 私は常にネコが強いと思います。
- 猫だと思います。
やはり、攻撃力と回避能力が高い猫が優勢のようですね。
実際に、Xでは、一緒に暮らしている猫と犬の上下関係がみてとれる投稿がされていました。
犬と猫の戦いを検証してきましたが、SNSでは「ハクビシンと猫はどっちが強い?」という声も耳にします。

猫の強さに関しては疑問が尽きませんね!
大切な家族を危険から守ろう!猫と犬の天敵

猫と犬の天敵は、熊やアライグマ、蛇などの大型の野生動物です。また、フィラリアやダニなどの寄生虫も厄介な天敵です!

街中にいるカラスに攻撃されることもある!

特に弱っていたり、子どもだったりすると、他の動物に食べられてしまうね…
特に猫は野良猫が多いので、注意が必要です。

野良猫や外飼いの犬は、ノミやダニ、フェラリアなどの寄生虫にも注意が必要です。
フィラリアは蚊の媒介により犬に寄生する寄生虫です。フィラリアが犬の肺に寄生すると、深刻な症状を起こすようになります。
引用:いわき市役所
病気を防ぐためには、薬を使った駆除や毎年の予防接種が重要ですね。
また、交通事故や捨てられたペットが殺処分されるなど、人間も脅威といえるかもしれません。
猫や犬を守るため、多くの保護猫、保護犬団体が活動しています。

猫も犬も命ある家族!飼ったのならば、最後まで責任をもとう。
猫派?犬派?飼いやすさ比較

猫と犬はどちらも人気のペットですが、「飼いやすさ」の面ではどちらが勝つのでしょう?
飼育頭数は犬より猫が多いです。猫と犬の飼いやすさ対決は、飼育環境と好みで勝敗が決まるでしょう。

猫と犬を飼うときはどんなお世話が必要なのかな?

アパートで独り暮らしなら、猫と犬どちらが飼いやすいのだろう?
具体的に、猫と犬の飼いやすさについてみていきましょう。
猫の飼育頭数は約9,155千頭、犬の飼育頭数は約6,796千頭 ※2024年のデータ
引用:一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」

猫の方がペットとしては人気なんだね!
猫と犬を飼育する際のポイントをまとめました。
猫 | 犬 | |
食事 | キャットフード 価格帯:1000~3000円/㎏ | ドックフード 価格帯:800~2500円/㎏ |
トイレ | すぐ覚えてきれいに使う | 根気よく練習すれば覚える |
運動 | 散歩:必要なし 室内の運動で十分 | 散歩:必要 時々広場などでの運動が必要 |
鳴き声 | 小さくて控えめ | よく吠える | 犬種によっては
留守番 | 1人でも平気 | 長時間は苦手 |
しつけ | しつけはできない 気が向けば技を覚えることもある | いろいろな技ができるようになる | 人間の指示をよく理解する
猫は気まぐれだけど世話の手間はかかりません。一方、犬はしつけが必要だけど賢くてよい相棒になります。

狭いアパート暮らしなら、静かで留守番も平気な猫がおススメ!

一方、運動やにぎやかな生活を好む人は、犬がおススメだね。
猫と犬、どっちも好きという人は、猫と犬を一緒に飼うという選択肢もあります。
猫と犬を一緒に飼う場合は、猫の逃げ場所(高い棚や部屋)を確保したり、時間をかけて慣らすことが大切です。また、個々の性格もあるので、相性が重要になります。
猫と犬の相性が合えば、仲良しな姿を見ることができるかもしれませんね。

人気としては猫の勝ち!

飼いやすさは、環境によるから一概には勝敗がつけられないね。
まとめ
本記事では、猫と犬はどっちが強い?という疑問に対して、猫と犬の生態や性格を比較し、攻撃手段に富み、回避能力が高い猫の方が強いと結論付けました。
しかし、犬が強靭な肉体と強い咬む力を発揮すれば、犬も猫に勝てるかもしれません。
知恵袋の口コミでは、猫が強いと意見が優勢で、実際にペット同士の喧嘩では猫が勝つ場面が多いようです。
猫と犬の天敵は、クマやアライグマなどの大型の野生動物で、ノミやフェラリアなども注意が必要です。
また、心無い人間による捨て猫・捨て犬、車との事故も、猫や犬の命を危険にさらします。
一万年以上前から生活を共にしてきた猫と犬。
それぞれの特性や良さを知って、かけがえのない家族として大切にしていきたいですね!


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